Autodeskが提供している無料の3DモデリングレビューソフトウェアのNavisworks freedomについて解説します。
有料版のNavisworks simulateやNavisworks manageと比べてできることは少ないのですが、画面の作りや基本的な操作方法は同じなのでNavisworks有料版の導入前の検討には使えるソフトです。
Navisworks freedomとは？
Navisworks freedomとはAutodeskが提供する無料の3Dレビューソフトです。
このソフトを使うことにより、さまざまな3Dモデリングソフトで作られたファイルを一つの空間内に合成して3D表示できるので、モデルの概観確認やスペースの確認、干渉発生の有無の確認等を行うことができます。
Navisworksには、無料で使えるNavisworks freedomと有償で使えるNavisworks simulate, Navisworks manageがあります。(manageの方がsimulateよりも高価だができることが多い)
Navisworks freedomでは何ができる？
Navisworks(ナビスワークス)は無料で使えるソフトですが有料版のものと比べてできることが制限されています。Navisworks freedom次のようなことができます。
端的に言うと、モデルを見て様子を確認する程度はできますが、モデルにコメントを残したり、モデルの位置を変更するなどモデルを変更して検討するような作業はほぼできません。(PDFでいうとPDF viewerがNavisworks freedom 、ページの並び替え作業等編集ができるAcrobat proがnavisworks simulateやmanageといったイメージです。)
Navisworks simulateでできてNavisworks freedomでできないことは以下のようなものがあります。
上記のように、simulate等で作られたnwdデータを受け取ってモデルを見ることはできますが変更等が発生した場合のコメントやビューポイント等を残せないため、”モデルをみることができる”程度の作業しかできません。
simulateを使っていると、dwgファイルをnavisworksのnwdデータに重ね合わせてリアルタイムで3Dモデルの変更を確認しながらモデル配置検討ができますがfreedomではこのような作業ができないため、設計時に使用する場合やモデルをレビューする検討会などの場合simulateやmanageを使用することが必須となっています。
無料版Navisworksのダウンロード
Navisworks freedomのダウンロードは以下オートデスクの公式HPからダウンロードすることができます。
Navisworks freedomの操作方法
Navisworks freedomの基本的な操作方法についてです。各項目をクリックすると操作方法を説明を確認できます。
・測定機能
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